MR減少説がついに現実化?!

MR減少説がついに現実化?!

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~2016年も減少の流れは止まらない~

国内MRが今後10年間で2割削減されると言われていますが、その流れをますます加速させるかのように、2016年のMR数も減少していると発表されました。

ミクスオンラインで公開されている調査結果では、調査対象の64社におけるMR数が、2014年から2015年にかけては658人の減少、さらに2015年から2016年にかけては1134人減少したと発表されています。

特に外資系医薬品メーカーでの減少が目立っており、組織変更や営業体制の見直しから、早期退職や異動が頻繁に行われたことも大きな原因の1つとして挙げられています。

 

今回のブログでは、MR数に大きな変動があった注目すべき企業について、取り上げてみたいと思います。

 

MR数が大幅に減少した企業

  • グラクソ・スミスクライン:2015年から330人減の1,450人となりました。ノバルティスへのオンコロジー部門の移管が主要因として挙げられています。

 

  • バイエル薬品:2015年から133人減の1,430人となりました。業績は2015年度まで3年連続で2ケタ成長を記録したが、新卒採用ではMRは0人。薬価制度改定による市場の予見性低下を見越して、新卒採用に慎重な動きを見せているのもMR増員が少ない原因の1つとして挙げられています。

 

  • サノフィ:2015年から100人減の1,100人となりました。抗血小板薬「ブラビックス」が2015年6月に特許切れになったことが主要な原因。2016年の年明けにも早期退職が実施され、250人減少したと言われています。

 

  • ノバルティス:MR数は1,900人と前年比で増減はないですが、GSKからの移管を考えると実質減少しており、早期退職も実施されました。

 

その他、日本ベーリンガーインゲルハイムは、2015年から100人減の1,300人、ヤンセンファーマは2015年から153人減の891人と、大型新薬の発売時に増やしたMRを減少させる動きを見せています。

 

 

MR数が大幅に増加した企業

  • 小野薬品工業:抗がん剤「オプジーボ」の発売に伴い、MRを49名大幅増員し、計1,100名の体制となりました。

 

  • 大塚製薬:MR数は2013年から2年連続で減少しましたが、2016年は前年比138人増の1,388人となりました。

 

  • アッヴィ:C型肝炎治療薬「ヴィキラックス」の立ち上げに伴い、100名以上のMR数を増加しました。

 

また、注目すべき動きとして、ブリストルマイヤーズでは、抗凝固薬「エリキューズ」、C型肝炎治療薬「タクイルザ」、「スンベプラ」の垂直立ち上げのためにMRを183人増員しましたが、内166人がコントラクトMRでした。

今後、新薬上市に伴うMR増員の際は、ますますコントラクトMRの活躍が主流となって行く傾向を示しています。

 

まとめ

業界再編に伴い、各企業がMR数を増減させる動きは今後も活発化する見込みです。

緩やかな増減ではなく、プロジェクト立ち上がり時はMR数が大幅に増加し、終了に伴い急激に減少する波はますます大きく速くなるでしょう。

そのため、情報は意識的に収集するようにし、波を上手に乗りこなしていけるよう耐性をつけておきましょう。

 

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