MR以外の道はあるのか?

MR以外の道はあるのか?

MR以外の道はあるのか?

~急変する医薬品業界で見失ってはいけないことがあります~

厚生労働省の発表によると、後発(ジェネリック)医薬品の普及率は年々増加し、2015年9月時点で既に56%まで進んだと公表されました。

これは政府が掲げている、「医療費1.3兆円を削減するために、2020年までにジェネリック普及率を80%に到達させる」という目標に向かって、順調に進んでいると言えます。

その恩恵を受けている後発医薬品市場は、ますます活発化しており、今後も高い推移を期待できます。

 

一方で、先発品メーカーは、特許切れから来る後発品への置き換えが進み、売上減少がシビアな状況下にあり、次に替わる製品をすぐに上市できなければ、存続が厳しい状態が続くでしょう。

 

こうした背景の中、多くのMRを抱えている企業にとって、「MRはより経営を圧迫するコスト」として捉える傾向が強くなって来ています。

そのため、2016年に入り将来を見据えた人員削減の動きがますます加速化しています。

 

そして、MRに求められる役割は年々多様化し、必要な役割も高まってきています。

 

今、MRとしてどのように生き残っていく道があるのでしょうか?

 

スペシャリストとして専門MRを歩む道は?

 

市場がプライマリー領域のマス市場から、スペシャリティ領域へとシフトする中で、より専門的な情報提供がMRに求められているため、専門MRを目指すというのも1つのキャリアアップの選択肢です。

実際に専門/疾患領域別MRを導入している企業は、ここ数年増加しており、昨年は、オンコロジー領域に新規参入した小野薬品、日本ベーリンガーインゲルハイムが、専門MRを導入しました。

 

MSLとしての道はあるのか?

 

各医薬品企業で、KOL対策や、開発品の情報提供、臨床研究のサポートを行う「メディカル部門」の体制整備を進め、メディカルサイエンスリエゾン(MSL)の増員を進めています。

しかし、MSLには、医学・薬学に関連する博士、修士等の学位取得者が望ましいとされており、医薬論文を理解できる英語力や、KOL対応などの外部との交渉に必要な対人能力やコミュニケーションスキルも要求されます。

そのため、MRからMSLへの道はなかなか厳しいという認識を持つ企業もあります。

実際にMRからMSLへの転向を導入した企業もありましたが、賛否両論です。

本当にMSLを目指すのであれば、覚悟を決めて学術の道を極めましょう。

 

MR以外の道を目指す?

 

MR以外の道を探す人もいますが、他業種と比べて高収入のMR職と同じだけの収入を得ようとした場合、厳しいのが現状です。

例えば、薬剤師資格を持っていて、一度薬剤師の仕事をしてみたいというMRもいますが、同じ収入を得るのは非常に難しいという声を頻繁に耳にします。

また、証券会社や保険会社の営業としてスカウトされ、1年契約で契約したものの、MRと同じだけの収入を得ようとした場合、ノルマが非常に厳しく、続かなかったケースもよく耳にします。

他にも、転職はせず自社内で、本社勤務へ異動願いを出してマーケティング職に就きたいというMRもいますが、狭き門を突破して異動できるMRは少数に限られています。

また、異動が叶っても、自分で時間を自由に組み立てられていたMRの方が良かったという声も少なくありません。

 

まとめ

 

MRの皆さんを取り巻く環境が急激に変化していく中、医師とのアポイントメントや卸回りなどの日々の激務に追われ、「MRという仕事自体、続けていて大丈夫なのだろうか?」と思うことも多くあることでしょう。

しかし、以前のブログ「MRというやりがいのある営業職の魅力」でも紹介しましたが、MRという仕事は、社会貢献度も高くやりがいのある仕事です。

またいざ他の道を考えた時に、なかなか歩みづらいこともあるでしょう。

とは言え、惰性で続けていくのは良くありません。

このブログをきっかけに、一度自分と向き合い、進んで行きたい道を改めて考え直してみてはいかがでしょうか?


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