油断大敵!MRに忍び寄るジェネリックの脅威

油断大敵!MRに忍び寄るジェネリックの脅威

油断大敵!MRに忍び寄るジェネリックの脅威

~今後の市場はどう動くのか?~

ここ最近、積極的にジェネリック医薬品市場に参画する企業が増えており、市場拡大が進んでいます。

以前のブログ「ジェネリック医薬品が普及するとMRはどうなる?」では、MRにとってジェネリック医薬品の普及はどのような影響があるかについてお話させて頂きましたが、今回のブログでは、ジェネリック市場全体の動向を見ていきたいと思います。

 

ジェネリック市場の現状

日本ジェネリック製薬協会が発表している、ジェネリック医薬品の数量シェア率はこちらになります。

・2013 年度:45.1%

・2014 年度:52.0%

・2015 年度:54.4~56.1%(第1~3四半期)

※現時点では2015年第4四半期のシェア率は発表されていません。

 

医療費削減に向けて掲げられた「2017 年度までに後発医薬品数量シェアを70% 以上、2018 〜2020 年度までに80%」という政府の目標達成に向けた後押しも受け、ジェネリック市場の成長は2016 年も着実にシェアを伸ばすことになるでしょう。

 

ジェネリックに参画している企業の動き

先発品メーカーの中には、今後のジェネリック市場拡大に向けた動きとして、ジェネリック市場に参画する動きを見せている企業もあります。

最近の動きを見てみましょう。

 

・武田薬品は2016年4月に、長期収載品30成分をテバ社とのジェネリック医薬品と長期収載品を扱う合弁事業に移管。合弁事業により、武田薬品はジェネリック医薬品及び長期収載品の利益の半分や流通マージンを受け取ることで合意しました。

 

・持田製薬は2016年4月、2018 年までにバイオ後発品を含むジェネリック医薬品の売上高は200 億円を目指すと発表。バイオ後続品については、既に販売しているG-CSF製剤「フィルグラスチム」のほか、開発中の関節リウマチに用いる生物学的製剤「エタネルセプト」に続く、製品開発に取り組む方針を打ち出しました。

 

・エーザイは2015 年12 月に中国系ジェネリック医薬品メーカー・遼寧天医生物製薬を約96億円で買収し、中国のジェネリック市場への参入を進めています。

 

・オンコロジー領域は、これまでジェネリック医薬品への置換え率が低い成分が多い市場でしたが、日本化薬やヤクルト本社、大鵬薬品工業など、新薬でも抗がん剤を扱っている企業がジェネリック医薬品を発売したことにより、DPC対象病院の採用が進み、浸透してきています。

特許期間中の新薬が豊富にあり、開発品も多いことから、長期的な拡大が見込まれています。

 

ジェネリック市場の今後

ジェネリック医薬品の国内市場は、今後も拡大が進み、2017 年には市場規模が9140億となり、2013年度と比べて51.9%の増加となると公表されました。(富士経済調べ)

この数字は、2017年の医薬品市場全体が8兆8660億円と見込まれているのに対し、ジェネリック市場が急拡大している状況が見て取れます。

 

市場拡大の牽引役となるのは、最も市場規模の大きい高血圧治療剤と言われており、2018年はジェネリック医薬品市場の19%を占める2,100億円の市場規模と予測されています。

その他の治療薬は、CFS 治療薬、喘息・COPD 治療剤、免疫抑制剤、認知症治療剤も活況を呈する見通しです。

 

まとめ

ジェネリックの普及に伴い、先発品メーカーの特許侵害の問題なども発生しているようですが、ジェネリックの普及の勢いは今後も収まることはないでしょう。

先発品メーカーからの参入も引き続き進むものと見込まれています。

今後もmedimoveから業界の最新ニュースや市場動向をお伝えしていきます。


medimoveは、MR専門の転職エージェントです。無料コンサルティングをご希望の方は、こちらからお申し込みください。

無料相談-大

 

JobChange
好評により無料配布中!

medimove ホワイトペーパー
『 2016年 医薬品業界動向予測:国内編 』
〜 激動の医薬品業界で生き残るための必読書 〜


国内医薬品業界の2015年ハイライトと、
2016年の市場動向予測をホワイトペーパーにまとめました。
downloadNowButton