今さら聞けない「医薬品業界におけるダイバーシティ」の実態

今さら聞けない「医薬品業界におけるダイバーシティ」の実態

今さら聞けない「医薬品業界におけるダイバーシティの実態」

~「多様性」を受け入れてさらなる進化へ~

時代の変化に伴い、様々な価値観への対応が必要とされる中で、企業側も多様な考え方やアイデアを提供できることが急務となって来ています。そのために、近年では各企業でダイバーシティの動きが活発化してきています。

ダイバーシティとは?

「ダイバーシティ」を直訳すると「多様性」や「相違点」となりますが、近年では、組織の多様性という意味で使われることが多くあります。様々な違いを受け入れ、個々の違いを積極的に活かすことにより、多様化している顧客のニーズや変化の速いビジネス環境に素早く適応し、企業としての優位性を発揮していこうとする経営戦略の考え方です。

日本における現状

日本では、ダイバーシティと言っても、まだ女性の雇用機会の増加や女性の管理職の積極的登用などの取り組みが中心です。

確かに、女性の雇用機会は増加していますが、女性のMR数を見てみると、20~30代が全体の93%を占めており(*1) 、結婚・出産後の職場復帰が困難な状況を物語っています。(*1) 2014MR白書より

医薬品業界におけるダイバーシティ

医薬品業界は、国際的にダイバーシティが最も進んでいる業界の一つであり、全ての外資系企業で、多様性を活かすリーダーシップ開発に関するプログラムが実施されていました。(2006年と2007年にグローバル企業の欧米の本社向けに行ったヒアリング調査より)

特に、スイスに本社を置くノバルティスでは、世界の企業ダイバーシティランキング(*2)で、2014年に1位を獲得しました。その理由として、人口バランスの向上や評価軸の策定、及び障害者の雇用と定着に本社主導で取り組んだことが挙げられています。(*2) 米国DiversityInc社の調査より

その他の医薬品企業でも、ダイバーシティを取り入れる動きが見られます。

  • ファイザー

経営戦略として、社員一人ひとりの個性を生かしながら組織全体で成果を出すことを目標としています。誰にでも機会が与えられる会社を目指し、さまざまなキャリア形成の支援や多様な働き方を推進する制度など、各種の取り組みが行われています。

  • アステラス

女性の管理職を増やすための取り組みとして、イベントやフォーラムなどを通じて意識啓発が行われています。また、女性MRが結婚・出産後でも働き続けられるよう制度を整えた結果、働きやすい環境が作られ、女性MRの人数が増加しているそうです。

  • 武田薬品

人事部にダイバーシティチームを設置するなど、グローバルに通用する人財の獲得・育成のために積極的な取り組みを進めています。女性のキャリア育成制度を導入したり、障害者の活躍支援なども積極的に進めています。

ダイバーシティを受け入れる体制はできていますか?

このように、近年、各企業でダイバーシティを取り入れる動きが見られていますが、社会的な動きと連動して、今後ますます導入されていくでしょう。女性管理職の増加や、外国人雇用者の増加など、様々な面で変化が起こる可能性があります。もしかしたら近い将来、あなたのすぐ隣の席で外国人の方が働いているかもしれません。

医薬品業界は言うまでもなく変化のスピードが非常に速いため、ダイバーシティの加速化を止めることは不可能です。より多様性に満ちた強い組織を構築していく一員となれるよう、「組織としてどうあるべきか」という経営的な視点を持って、変化を柔軟に受け入れていきましょう。


medimoveは、MR専門の転職エージェントです。無料コンサルティングをご希望の方は、こちらからお申し込みください。

無料相談-大

 

JobChange
好評により無料配布中!

medimove ホワイトペーパー
『 2016年 医薬品業界動向予測:国内編 』
〜 激動の医薬品業界で生き残るための必読書 〜


国内医薬品業界の2015年ハイライトと、
2016年の市場動向予測をホワイトペーパーにまとめました。
downloadNowButton