ジェネリック医薬品が普及するとMRはどうなる?

ジェネリック医薬品が普及するとMRはどうなる?

ジェネリック医薬品が普及するとMRはどうなる?

~知っておくべき医薬品業界のジェネリック事情~

「ジェネリック薬品を2020年度末までに8割普及させる」と厚生労働省が発表したニュースが、医薬品業界で話題になりました。MRの皆さんにとっても、先発品メーカーのMRと後発品(ジェネリック医薬品)メーカーのMRでは何が違うのか、気になる方もいらっしゃることと思います。

それぞれ何が共通していて何が異なるのか、見てみましょう。

先発品メーカーと後発品メーカーのMRの共通点と違い

先発品であれ後発品であれ、人間の体内に入って作用するため、一歩間違えれば重大な副作用を起こす可能性があるのは同じです。その医薬品の安全性が保障されていたとしても、他の薬と服用した場合、人によってはアレルギーや危険性の高い反応を示す可能性もゼロではありません。そのため、いずれの医薬品を扱うMRであっても、必ずMR認定資格を保持している必要があります。

ただし、先発品と後発品では、MRによる製品の提案方法が若干異なります。先発品は競合他社の製品と差別化する必要があり、後発品の場合は対象の先発品や他の後発品と差別化する必要があります。例えば、以下のような違いがあります。

【先発品】

  • 薬の効果
  • 副作用の頻度
  • 症例や学術的根拠など

【後発品】

  • 原材料や添加物、製造ラインが先発品とほぼ同じにも関わらず、より安価で提供できる点
  • 他の後発品と比べて優れている点(例えば、服用時の誤飲が起こりにくい、割線が深く入っているため半分に割りやすいといった点)

また、営業先が開業医の場合、先発品の処方を最終的に決めるのは医師ですが、後発品の場合、院内処方を採用している病院を除けば、どの先発品をいつごろジェネリックに変更するか、そしてどの会社の製品を採用するかを決めるのは、薬剤師と言われています。その点でも、提案する視点が異なってくるのは確かでしょう。

ジェネリック医薬品の今後の課題

後発品メーカーの特徴として、新製品に力を入れて販売する傾向があり、過去に販売した薬に関する情報提供が継続的に行われないこともあるそうです。医師は、患者の治療に数年単位で関わっていくことが多いため、2~3年前に採用したジェネリック医薬品が今では扱われていないとなれば、継続的に情報提供してくれる先発品メーカーの方を選ぶかもしれません。

また、次から次へと新しいジェネリック医薬品が出てくると、どうしても担当MRの知識や情報提供が浅く表面的になってしまうという課題もあるようです。

とはいえ、今後ジェネリック医薬品の数が増えるにつれて、先発品と同様に学術的根拠や副作用の説明がますます求められるようになるでしょう。

以上、先発品メーカーと後発品メーカーのMRについてお伝えしましたが、いずれのMRも、医薬品従事者として、実際に処方する医師以上にその製品について熟知する必要があるのは同じです。果たすべき責任はどちらのMRも変わらないのではないでしょうか。

 


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